感謝の詩 20文字コンテスト 2025(マールアペラル13周年企画)

Poetry Contest 2025

感謝の詩 20文字コンテスト 2025
(マールアペラル13周年企画)

Poetry Contest 2025

たった20文字で、あなたの「ありがとう」が届く——。
マールアペラル13周年を記念して開催した「感謝の詩コンテスト」には、全国45都道府県、10代から80代まで、497名もの方々からご応募をいただきました。心より御礼申し上げます。

本企画は、10周年の際に皆さまからお寄せいただいた手紙を通して、数多くの温かな声と出会えたことをきっかけに生まれました。
13周年となる今回は、その感謝の想いを、誰かのために書く「あなた自身の言葉」として紡いでいただきたいと考え、この詩の企画を立ち上げました。

友人へ、家族へ、恩師へ-。
誰かを思いながら書かれた20文字は、短くとも確かな温度を持ち、読む人の心に静かに届く力を備えていました。投稿されたすべての作品は、審査員が一編一編、心を込めて拝読いたしました。

厳正なる審査の結果、入選作品18名(入選率3.6%)を選出いたしました。
受賞・入選された皆さま、誠におめでとうございます。
また、今回選外となった作品も含め、寄せられたすべての言葉が、この13周年を形づくる大切な一行であると感じております。

小さな言葉が、大きなつながりに。
この記念の節目に、皆さまと言葉を通して輪をつくれたことに、心より感謝申し上げます。

ヒラノマリナ
MARINA HIRANO

(マールアペラル代表/感謝の詩コンテスト審査員長)

優秀賞作品

Award Winning Works

最優秀賞作品

あなたが帰る時間に合わせて1℃上げておく

10匹の蟻(35)東京都

優秀賞作品

防災リュックのポケットに年賀状二十年分。

いでみどり(33)東京都 [Instagram]

優秀賞作品

恩師、私の音は風に乗り貴方に届きましたか

岸 明日翔(21)東京都 [Instagram]

審査員賞作品

Jury Award

審査員賞 ヒラノ マリナ

私を叱った分だけ母に幸せが降りますように

反抗 期子(23)東京都

【審査員評】この詩を読んだとき、母へのもう叶わない願いが重なってしまいました。
私の母は、学生時代から大人になってからも、いつも温かくまっすぐに叱咤激励をし続けてくれました。空へと旅立った母は幸せだったのだろうかと、娘として想いを巡らせる日があります。母からの最期の手紙には、「万里苗へ。100年分の幸せを心からありがとう」という言葉が残されていました。この一文が、どれほど私を救ってくれたか。そして今も、天国にいる母の幸せを、ただ願い続けています。
「私を叱った分だけ 母に幸せが降りますように」
この詩からは、深い感情がまっすぐに伝わってきました。感謝であり、祈りであり、私自身がずっと胸の中で唱えてきた言葉でもありました。この言葉を紡いでくださったことへの敬意と感謝を込めて、この詩を審査員賞に選ばせていただきました。

審査員賞 鈴井 聡太郎

冷蔵庫に大好きなプリンがある。

タイチャン(23)千葉県

【審査員評】14文字の潔さ。
相手の居ない場所で相手を想い、プリンを買ったのか、冷蔵庫を開けたら買ってきてくれたプリンを発見してよろこんでいるのか。読み手によってどちらとも取れるのもいい。

審査員賞 川人 わかな

母の言葉があの日だけじゃなく今も救ってる

エリー(37)大阪府

【審査員評】人から何気なくかけられた、たった一言が、行き詰まったり、辛かったり、すべてが嫌になった日の自分をそっと前に進ませてくれることがあります。そんな経験をしたことがある人は、きっと少なくないのではないでしょうか。その言葉は、言った本人でさえ忘れてしまっているかもしれないような何気ないものであることもあります。それでも、その一言は、言われた「あの日」だけではなく、「今でも」長い時間をかけて、何度も自分を救ってくれています。この詩からは、そんな言葉が持つ大きな力が、静かに、しかし確かに伝わってきました。
また、母の偉大さとともに、言葉に込められた子を想う深い愛情、そして母に対する尊敬と感謝の気持ちが感じられる詩だと思いました。苦しいときにこそ、あの時貰った救いの言葉が、今も心の中で生き続けている。その事実こそが、この詩の温かさなのでしょう。お母様からどのような言葉をかけてもらったのか、ぜひ聞いてみたいです。

審査員賞 田上 裕

ありがとうをあと何回言えるかな?

YAMATO(35)福岡県

【審査員評】この人とずっと一緒にいたい!
大切な誰かといられる時間は限られている。だからこそ当たり前ではない。だからこそ感謝を伝える。
相手の事を本気で想い、心の底から溢れ出すありがとうはたくさんの幸せと良い想い出を未来へ残してくれる。自分の事に置き換えた時もいろんな「幸せなありがとう」のイメージが沢山できたのでこの作品を選びました。世界がこの感覚の人が増えればもっと平和になり笑顔も増えるのに!

審査員賞 中谷 優大

無冠でも一行の職歴に染みた父の家族愛

佐々木 俊典(66)岩手県

【審査員評】私の父は会社員で、家族のために同じ会社に40年勤めた人でした。その中で、ストレスから家庭内でうまくいかないことも正直ありました。この詩を読んだとき、そんな父が何を大事にしてきたのか、「家族」というものを、少し違う角度から見直すことができました。肩書きや評価がなくても、働き続けた時間の中に確かに残る温かいものを感じました。それに気づかせてくれる、優しい詩だと思います。

入選作品

Selected Works

入選作品

男にも女にもなれない私のそばにいてくれて

おとのこころ(45)茨城県

入選作品

反抗期、終わらせましたので。何卒

水嶋 剛琉(22)神奈川県

入選作品

あなたの笑顔が私の人生の道しるべです

みきみきてぃ(27)神奈川県

入選作品

実家の飯が一番うまい!!!!!!!!!!

陽の下の菜の花(19)高知県

入選作品

憂鬱な月曜 母の弁当が私を前向きにさせる

かおる(16)山梨県

入選作品

かたたたきけん、そろそろつかってもいい?

高田 力(44)埼玉県

入選作品

ゴキブリ退治の時あなたはヒーロー

ひょっこりひょうたん島大根(33)兵庫県

入選作品

所帯張り六十年の走馬灯こころ紡いで共白髪

柳谷 益弘(83)静岡県

入選作品

今でも私の好物をうっかりカゴに入れる母

海瀬 安紀子(53)静岡県

入選作品

疲れても足取りが軽いのはあなたがいるから

森 惇(42)千葉県

審査員紹介

Poetry Judge

ヒラノ マリナ/Marina Hirano(審査員長)

株式会社マールユナイテッド/マールアペラルファウンダー

鹿児島県出身。東京でヘアメイクの経験を積み、単身NYへ。海外の雑誌や広告を手がける。2009年帰国後、女性が環境や場所にとらわれずに活躍できる未来を目指し、株式会社マールユナイテッド設立。2010年より故郷鹿児島に根づいたユニークな活動をスタート。2012年ナチュラルスキンケアブランド「MARapelar(マールアペラル)」リリース。コロナ渦での出産を機に拠点を鹿児島に移し、両家同居の暮らし方で年間100日以上家族で国内外を飛び回る。アメニティ開発や香りの空間演出など、美容視点のアメニティ空間プロデューサーとして、ストレスフリーな循環をテーマに活動中。

Official WebsiteInstagram

鈴井 聡太郎/Sotaro Suzui

ABEMAのコンテンツプロデューサー

静岡県出身。学生時代よりDJとして活動。2011年にサイバーエージェントへ入社。広告の仕事に携わる。2017年よりABEMAにてHIPHOPの専門チャンネル『HIPHOPch』を開局。MCバトル、フェス、ライブなどの配信や、ABEMAオリジナル番組『木梨レコード』『RAPSTAR』『my name is』なども担当。

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川人 わかな/Wakana Kawahito

コーディネーター/ライター

フランス・ニース在住。札幌市出身。英国の大学院を修了後、東京で編集者として雑誌や広告の仕事に携わる。2011年に渡仏し、フランスを拠点に執筆、撮影のコーディネーション、通訳・翻訳、リサーチ、海外ビジネスコンサルなど幅広く活動。食、ライフスタイル、アートファッションを中心に手がけ、著書に『ニースとコート・ダジュールの街へ 芸術と食を堪能する旅』(イカロス出版)『世界の夢のパン屋さん』(エクスナレッジ)がある。ニースを舞台にしたNetflix作品『オフラインラブ』のコーディネートも担当した。

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田上 裕/Yutaka Tanoue

元Jリーガー、(有)TANO代表

鹿児島県出身。高校・大学とサッカー部で活躍し、2008年よりFC刈谷で選手としてのキャリアをスタート。以後、FC琉球、FC KAGOSHIMAを経て、2014年から鹿児島ユナイテッドFCに所属。J2・J3合わせてプロ通算191試合出場・31得点を記録した。引退後は同クラブのアンバサダーとして活動し、地域の子どもたちやファンとの交流を続けている。現在は(有)TANO代表取締役として、サッカースクールや幼保巡回運動教室を展開。講演・イベント出演、メディアなど多方面で活動を広げている。

Official WebsiteInstagram

中谷 優大/Yudai Nakaya

美術家

神奈川県出身、コンセプチュアルアーティスト。2009年にメディアアート作品「bijin-tokei」をディレクション・プロデュース・創業し、その後いくつかの企業を設立。2024年より美術活動を再開、同年に国内でグランプリを受賞。現在は教育機関やNPOと連携し、新たな社会関係の構築に取り組むほか、加藤白(詩作家)やラッパーとしても活動中。

Official WebsiteInstagram

集計表

Summary Table

応募者・入選者数

人数 割合
応募者 497 -
入選者 18 3.6%

年齢比

年齢 応募者 入選者
全体数 割合 全体数 割合
10代6412.9%20.4%
20代8416.9%51.0%
30代8817.7%51.0%
40代8517.1%30.6%
50代6012.1%10.2%
60代5310.7%10.2%
70代479.5%--
80代132.6%10.2%
90代----
100代----
不明30.6%--

応募分布(都道府県)

都道府県 応募者 入選者
全体数 割合 全体数 割合
北海道91.8%--
青森県40.8%--
岩手県40.8%10.2%
宮城県51.0%--
秋田県----
山形県----
福島県102.0%--
茨城県61.2%10.2%
栃木県61.2%--
群馬県40.8%--
埼玉県316.2%10.2%
千葉県224.4%20.4%
東京都5911.9%40.8%
神奈川県357.0%20.4%
新潟県40.8%--
富山県20.4%--
石川県30.6%--
福井県10.2%--
山梨県20.4%10.2%
長野県61.2%--
岐阜県71.4%--
静岡県122.4%20.4%
愛知県183.6%--
三重県30.6%--
滋賀県20.4%--
京都府81.6%--
大阪府275.4%10.2%
兵庫県142.8%10.2%
奈良県30.6%--
和歌山県20.4%--
鳥取県10.2%--
島根県20.4%--
岡山県61.2%--
広島県91.8%--
山口県51.0%--
徳島県20.4%--
香川県30.6%--
愛媛県30.6%--
高知県20.4%10.2%
福岡県112.2%10.2%
佐賀県10.2%--
長崎県20.4%--
熊本県40.8%--
大分県20.4%--
宮崎県30.6%--
鹿児島県61.2%--
沖縄県40.8%--

改めまして、沢山のご応募をいただき、ありがとうございました。
次回開催の際には、また皆様の素敵な作品と出会えることを楽しみにしております。

感謝の詩 20文字コンテスト 運営委員会